このプログラムは、アメリカ、ポートランドで生まれました。このサイトはPortlandのBackyard Habitats https://backyardhabitats.org/ に許可を得て作成しています。日本とオレゴン州とでは、大地も気候も違い生息する植物や生物も違います。まずは、「自宅の庭を生き物が住める場所にしようと、ひとりひとりが取り組んでいこう」という考え方をシェアします。

 

私達は生態系保存に貢献し、人々か生きる都市空間が豊かに心地よく満たされる場所に変化していくことを望み、このプログラムを日本に紹介することにしました。このサイトを訪れ、何かしてみようと思った人達と共にひとつずつ行動していきます。

 


冨田ちなみ TOMITA, Chinami   https://www.gokansha.com

 

 

2018年春にポートランドを訪れた際「Backyard Habitats」に出会いました。

 

ポートランドの住宅地の庭先には、様々なサインがあげられています。その中で「Certified Backyard Habitat」(バックヤードハビタットに参加してます)「bee friendly」(蜂に優しい庭づくりをしています)「pesticide free zone」(農薬は使っていません)など、どんな庭づくりをしているのかを表明するサインをたくさん見つけました。そんな気持ちで我が家の庭を育てているよという意思表示そして、あなたもそうしない?と呼びかけているようでした。

 

ひとつひとつの家の庭に緑が増えて小鳥やてんとう虫やカマキリなど多様な生物が住むようになれば、住宅地であってもそれぞれの家の小さな緑が繋がって大地を豊かにしていくことができます。コンクリートに囲まれた空間よりも緑がそよぐ生態系豊かな空間の方が人間だって気持ち良いのです。

 

ひとりひとりが生活をしている「我が家の空間を意識して豊かに育てていく」そんな小さな行動が積み重なって広がる魅力を、このプログラムはたくさんの人に解りやすく伝えることができると感じています。

 

まずは日本に紹介することから始めましたが、日本版の「バックヤードハビタット」を「いのちのめぐる庭づくり 認定プログラム」として育てていくことにしました。「あ、いいな」そう感じてもらえたなら、ぜひ一緒に取り組む仲間になってください。

 

 


松本理恵子  MATSUMOTO, Rieko    https://ecola.jimdofree.com/     
                   https://loveecofuroshiki.jimdofree.com/

 

冨田ちなみさんと、「パーマカルチャー関西」(https://percul-k.jimdofree.com/)の菜園講座で出逢い、ペアを組んで学びました。そのご縁が続く中で、ポートランドの視察を彼女に提案したところ、「Backyard Habitats」の素晴らしい取り組みのお話を、お土産に持って帰ってきてくださいました。

 

自分の庭で在来植物を育てることで、蜂や鳥が喜ぶ持続可能な生態系に貢献するという、その楽しいスタイル。

 

一人ひとりが自身の庭に取り組むことによって健康な庭が増え、地域全体へとつながる ”豊かな生態系のパッチワーク” を描くことができて、ワクワクしてきました。

 

日本にもこの活動を紹介し、共感してくださる方たちと共に、このプログラムをローカライズしていきたい、という想いが湧き、私たちは、「Backyard Habitats」へ翻訳の許可を請うメールを送りました。ほどなく快諾を得ることができ、こうやって、皆様にご紹介できる運びとなりました。

 

自分の庭から生態系を豊かに。

豊かな庭をつなげて、豊かな住宅地に。

 

日本版として『「いのちのめぐる庭づくり」認定プログラム』を立ち上げ、Facebookページをつくりました。生態系を保った豊かな庭のパッチワークをつなげられる日を夢見ています。どうぞ、お力をお貸しください。

 



私たちはこのプログラムの日本版を作っていきます。やるべきことがたくさんあります。

・取り除かなければいけない外来植物は何なのか。

・在来植物で構成される庭はどんな基準を設ければいいのか。

・使わない農薬は?農薬の代わりになるものは?

・雨水を有効活用する方法は?

・小鳥や蝶や蜜蜂を庭に呼び寄せるには?

このプログラムに賛同してくださる方たちと、ひとつひとつクリアしていきたいと思っています。
一緒にやってみたいと思われる方は、ぜひご連絡ください。

 

 

「いのちのめぐる庭づくり」認定プログラム

 

 E-mail: inochimeguruniwa@gmail.com

 

参加申込みフォームはこちら

 

最新情報はFBページから